モルディブは観光で人気のリゾート地の一つですが、海外旅行において多くの方が不安を抱くのは現地で体調を崩すトラブルではないでしょうか。
言語的な問題はさておき、自然の多いリゾート地などでは、そもそもの医療事情を把握していないと、いざという時に対処できません。
モルディブは1200ほどの島々で成る国であるため、各島それぞれに医療設備が整っているところではありません。
そのため、仮に現地で体調を崩してしまった場合、そして自身が滞在する島に医療施設がない場合、設備のある最寄りの現地島へ向かわなければならないのです。
また、各島で十分な設備が整っているとは限りませんので、現地で対処できなかった場合、首都であるマーレ島へ移動する必要性もあります。
病院の規模によって薬を用意できなかったり、精密検査を受けられなかったりする事もありますので、旅行で行かれる前には万が一のプランも準備しておくべきです。
日本とは気候が大きく異なる地域であるため、体調不良を起こす可能性も視野に入れておく事をおすすめします。

モルディブに旅行に行く際には、体調不良や怪我をしてしまった際に頼れるところを把握しておくのが大切です。
リゾートクリニックがある島もモルディブにはあり、そこにはある程度設備や薬が用意されているため、最低限の治療を受けられます。
また、リゾートドクターがいる場所もありますが、その場で治療できないケースに関しては、医師の指示により別の病院に案内される事もあります。
旅行で行かれる場合にはまず、観光の事を真っ先に考えてしまうかもしれませんが、最寄りの病院がどこにあるかも一緒に調べておくと良いです。
モルディブは島々で成る国のため、最寄りの病院に移動するためにボートを使用するケースもありますので、スピードボートでも十数分かかってしまいます。
軽い体調不良ならともかく、充分な医療設備が求められる状況である場合、ボートでの移動は負担になりかねません。
モルディブに旅行に行く際にはぜひ、医療に関する情報を集めておく事をおすすめします。