モルディブの言語でディベヒ語が使用され、それがヒンディー語と似ていることから、モルディブの人たちは、ヒンディーの音楽や歌を好むと言われています。
そのため、モルディブで生まれた音楽も、ヒンディーの音調がベースとなっていることが多いです。
モルディブで主流の楽器は、ブルブルと呼ばれるアコーディオンの一種や、ボドゥベルという大きめの太鼓です。
ボドゥベルを使用した音楽は東アフリカや、移民から影響されたと言われています。

たくさんの自然や、美しい海の景色が魅力のモルディブですが、さらにモルディブを楽しむために、モルディブの文化に触れてみるのも良いでしょう。
おすすめは、アフリカから伝わったとされる、ボドゥベルです。
ボドゥベルは大きめの太鼓で、ボドゥベルに合わせた楽器たちとダンサーによる、約12～15名で行われるパフォーマンスは、モルディブ旅行をさらに盛り上げてくれます。
ボドゥベルは、ココナッツの木の幹と樹皮でできた太鼓で、モルディブらしい楽器です。
太鼓に合わせた様々なリズムと、ディベヒ語の歌にダンサーも、合わせて踊ってくれるため、ぜひ一緒に踊ってみたり、リズムをとってみたりと一緒に楽しみましょう。
また、ボドゥベルによるパフォーマンスは、リゾートホテルやコテージなどで行っていることが多いですが、モルディブでは結婚式やイベント事など、何かの行事には必ず演奏される伝統的な音楽です。
昔から、子供が生まれた際や、スルタン時代では王を楽しませるパフォーマンスとして演奏されていた音楽でもあります。
ユニークな演出として、モルディブで挙式する際に、ボドゥベルの演奏を先導に、挙式会場連れて行ってもらえる演出を行っているところもあります。
ホテルやコテージなどの宿泊施設では、食事と共に、ボドゥベルのパフォーマンスを楽しめる施設がありますので、ぜひ考慮して宿泊施設を決めてみてください。
音楽を通して、日本とは違う、モルディブの文化や歴史に触れてみてはいかがでしょうか。