色彩の魔術師・アンリ・マティスも訪れたファカラバの海
ユネスコ生物圏保護区でもあるファカラバ島
タヒチ島周辺の島々の一つ、ファカラバ島の「ファカラバ」とは、「素晴らしい」「美しい」という意味です。ファカラバ島はタヒチから直行便で約1時間、その名の通り素晴らしい風景に囲まれた島で、
ランギロア島に次いでタヒチで2番目に大きな環礁を持っています。
どこまでも続く遠浅のビーチにヤシの木といったファカラバの景観は、「ザ・南の島」といった印象で、
どこを切り取っても絵になる風景ばかりです。
ビーチで広い海と空を見ているだけで夢のような心地になり、心も洗われることは間違いありません。
ファカラバは希少な固有種を含む野生生物が多く生息しているため、
ユネスコの生物圏保護区に指定されています。
生物圏保護区に指定された目的として、希少な固有種の研究や調査の他、
資源の保全と開発の調和や、地域住民の教育も行われています。
色彩の魔術師・マティスも訪れたファカラバ
ファカラバは、「色彩の魔術師」とも呼ばれるフランスの画家、アンリ・マティスも訪れており、ラグーンのブルーの無限グラデーションに魅了されたといいます。
アンリ・マティスの研ぎ澄まされた色彩感覚と、強烈で独特の色使いは類い稀な才能に、かのピカソは終世嫉妬心を抱いていたともいいます。
後にマティスが発表した作品には、ファカラバ島の自然からインスピレーションを受けたと思われるものも多く、
中でも晩年描かれた絵画や切り絵に使われた青色は、「マティスの青(マティスブルー)」として有名で、
ファカラバのラグーンを思わせる深みと鮮やかさが特徴です。
世界中のダイバーが憧れる広大なラグーン
ファカラバには、世界中のダイバーが一度は潜りたいと願う世界屈指のダイビングポイントがあります。そこには全長60km幅25kmの広大なラグーンがあり、色とりどりの可愛らしいトロピカルフィッシュや、
幾千もの魚の群れを見ることができ、グレイリーフシャークやハンマーヘッドといった、
大物との遭遇率が高いことも魅力になっています。
ファカラバ島は、ユネスコの生態系保護区に指定されているだけあって、
水中の世界でも無垢な自然と一体化できる、ダイバー最後の楽園といえるでしょう。
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