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タヒチの伝統的なマッサージ“タウルミ”について

伝統的マッサージ「タウルミ」
ポリネシアでは古代から伝統的な医療ケアや生活習慣として、マッサージを取り入れてきました。
このマッサージは、触れるということに神聖なエネルギーが宿るとの考えから生まれたもので、「タウルミ」と呼ばれています。
このタウルミは、現在でも仏領ポリネシアの一般家庭で、赤ちゃんや子どもをリラックスさせたり、
体調が悪い時に治療としても行われている伝統的なマッサージです。
観光地として発展してきたタヒチでは、このタウルミを応用してエステティックに取り入れ、
全てのスパで施術を受けられるようになっています。
タヒチアンマッサージとしての「タウルミ」
タヒチのスパで受けることができる伝統的なマッサージ「タウルミ」は、
ゆったりとした雰囲気の中で、「タフア(もしくはヒーラー)」と呼ばれる施術者が手と肘を使って行う、
指圧やカイロプラクティックの要素も持ち合わせたハンドマッサージです。
タウルミは体のエネルギー経路を独自のヒーリング技術でマッサージしていくことで、
体の疲れだけでなく心の疲れもほぐしてくれる、癒しの伝統療法です。
タヒチアンの常備薬的存在のモノイオイル
タウルミの施術の際には、ヤシ(ココナッツ)を乾燥させて絞って採るヤシ油(ココナッツオイル)に、
ティアレやピカケなどの南国の花を浸けこんで着香した「モノイオイル」を使用します。
モノイオイルはタヒチアンの間では常備薬のような存在で、どの家庭にも必ずあるもののようです。
モノイオイルは古来からポリネシアで重宝されてきた香油で、
皮膚や髪の毛の乾燥を防ぎ、栄養を与えるといった効果があったので、
美容だけでなく風邪を引いた時や、ケガをした時などにも使われる薬用オイルでした。
また神聖なものとして、儀式の時にお清め用オイルとしても使われていたようです。
そんなモノイオイルを使ったタヒチの伝統的マッサージ「タウルミ」は、
身体のコリをとり去るだけでなく、心と身体の両方を浄化してくれるといいます。
タヒチを訪れたら、ぜひ体験してみるといいでしょう。