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タヒチアンバニラの80%を生産しているバニラアイランド・タハア島

「バニラアイランド」の異名を持つタヒチの小島・タハア
タハア島は、タヒチ島から飛行機で40分ほど行ったライアテア島から、
さらにフェリーで約30分のところにある小さな島です。
島の面積は約90平方キロメートルで、人口およそ4500人が暮らしています。
タヒチ島近辺の島の中では、メジャーな観光地とはいえないタハア島ですが、
緑の森林と青い海はほかの有名な島にも引けを取りません。
このタハア島は、バニラアイランドとも呼ばれており、
世界的に有名なタヒチアンバニラの80%を生産していることでも有名です。
タヒチアンバニラの原木は、ポリネシア特有の気候のもとで適応しながら進化した、
ラン科の希少種(学名バニラタヒテンシス)のため、
バニラ愛好家や世界中のパティシエが最も欲しがる世界最高級の原材料といわれています。
至高のバニラと言われるタヒチアンバニラ
バニラは主にマダガスカル、レユニオン、タヒチの三ヵ所で生産されていますが、
その中でもタヒチ産バニラは、他の産地のバニラと比べて圧倒的に香りが豊かで、
「至高のバニラ」ともいわれています。
タハア島のバニラ園・「バレー・デ・ラ・バニラ」は見学可能で、
作業場に近づくにつれてバニラの香りがいっぱいに立ちこめます。
タヒチアンバニラは同じ木から二年に一度収穫します。
収穫後、約3時間天日干しをして、その後は木綿の布に包み、木箱に入れて40日間蒸らし、
その後10日間毎日1回揉み込んだのち数日間陰干しするなどで、
全工程で3ヶ月くらいかかるようです。
1本ずつ手で揉みこむ作業を何度も行う工程も、
タヒチアンバニラが肉厚で芳醇な香りを醸し出す理由の一つでもあります。
他のバニラと比べて太く大きく、香りも強いのが特徴ですが、
中を開くとバニラビーンズの量も圧倒的に多く、
「世界最高級」「至高のバニラ」と称賛され、
世界中から多くのパティシエが訪れることにも納得がいきます。
「バレー・デ・ラ・バニラ」では、タヒチアンバニラを購入できる店舗もあるので、
おみやげにもおススメです。