トップページ > オロンゴ半日ツアー (通常はイースター島到着日の午後)
イースター島を造った3つの火山のうち、2番目に噴火したのが、ラノカウ山。その火山活動でできた直径約1,6㎞のカルデラ湖。湖面までの深さは約200mで水深は100~150mといわれている。頂上からの眺めは壮大。火口湖からの地下水脈を伝わってハンガロア村の水源にもなっている。火口斜面からは鳥人の儀式が行われていた際に刻まれたものと見られる、たくさんの岩絵も発見されている。
19世紀の終わりまで続いた「鳥人の儀式」が行われていたところ。海面から切り立った断崖絶壁の上に1960年代に復元された石積みの住居跡がある。中はかなり狭く、膝をかかえて座った状態で寝る習慣があったといわれている。入口も小さく、これは風が強いため防風とためだという。 眼下の海には、3つの島が並んでおり、手前からモツカオカオ、モツイチ、モツヌイと呼ばれている。昔の鳥人の儀式で重要な役割を果たした島でもある。
写真: 断崖絶壁に位置するオロンゴ(左上)/石済みの住居跡の入口(右上) オロンゴから見える3つの島(左下)/石積みの住居跡(右下)
アフとはモアイ像が乗っている台座(祭壇)。ビナプのアフはインカ帝国・クスコ遺跡の石組にそっくりなことから、イースター島とインカ帝国の関係について多くの推測が挙がっている。ただし、イースター島の他のアフや遺跡にはこの石組は見られず、真相は分っていない。 近くに「モアイ・メアメア」と呼ばれる非常に珍しい女性と見られる細身のモアイ像がある。